セミリタイア(アーリーリタイア)生活を夢見て実践していくブログです。

やりがい搾取の功罪

「やりがいのある仕事って何?」と思いながら日々悩みつつ仕事をしているtake(たけ)です。

仕事のやりがいって何だろう?

『やりがい』という言葉をネットで調べると、『そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。』というようなことが書いてあった。「なるほど、価値と気持ちの張り」というのがキーワードなんだな、と分かる。

職場でもよくこの言葉を耳にする。「この仕事はやりがいのある仕事だ」もしくは「この仕事はやりがいの無い仕事だ」という両極の言葉。

「この仕事はやりがいのある仕事だから君に任せる、頑張ってほしい」と言われると、「いや、やりがいはいらないから、無駄な仕事をなくして早く家に帰れるようにしてくれ」と心の中でつぶやく私。

『やりがい搾取』という言葉が生まれた背景

ウイキペディアによれば、やりがい搾取の定義というか出処として、『やりがい搾取(やりがいさくしゅ)とは、経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう。東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられた。「やりがい搾取」という造語は、2007年前後から本田が著書などで使い始めたことで広く認知されるようになった。ブラック企業とやりがい搾取は密接な関係にあるとされ、「やりがい」と「報酬」はトレードオフの関係にはならない。』

ということで、本来支払われるべき労働に対する対価を『やりがい』という言葉で誤魔化して支払わないということらしい。しかし単に労働に対する対価を支払わないというだけではなく、残業代が出ている会社も『やりがい』という錦の御旗(にしきのみはた)を掲げ、社員に無理な業務体系を迫っている会社も多い。

『やりがい』という言葉を使って労働力を不当に搾取され、長時間労働によって体調を崩してしまい、退職を余儀なくされた人も多くいるのではないでしょうか。『やりがい』という言葉は一見素敵な言葉に見える一方、安く労働者を使おうとする経営陣にとっては、労働者を騙す格好の言葉になっているように思うのです。

『やりがい』や『期待しているよ』という言葉の裏に隠された意味(意図)

私も若い頃は上司から「君には期待しているよ」というような言葉を言われたものです。当時は「よっしゃ~!期待されているのなら頑張るぞ~!」と、素直に受け入れ、シャカリキに頑張ったものです。

ただ、経験を重ねるにつれ、この『期待しているよ』という言葉に大した意味はなく、『やりがい』と同じく、経営陣が都合よく下の人間を動かすためだけの言葉だということが分かってきたのだ。

それ以降『期待しているよ』という上司の言葉に出会えば、表面上は「ハイッ!分かりました!」と返事はするものの、心の中では「冗談じゃない、そんな言葉に騙されるほど若くはないんだよ」と毒づくようになってしまった。

いくら『やりがい』『期待しているよ』と言われても、淡々と無理せず毎日の仕事をこなすことが、長い長いサラリーマン人生を穏やかに過ごす秘訣だと気付いた今、そのような言葉は私の心に響かなくなったのです。

ということで、今日も『会社の期待値以下』の仕事を淡々とこなすため、会社に行く私でした。

セミリタイア大先輩のブログはコチラ(にほんブログ村)
セミリタイア大先輩のブログはコチラ(人気ブログランキング)

関連記事